ミノキシジルとは?
日本国内では、ミノキシジルは発毛剤の外用薬として一般的に使用されております。ミノキシジルはもともと、アメリカにて降圧剤(血圧を下げる薬)として開発され、使用した患者さんに薄毛の改善が見られたことから、発毛剤としての開発が進められました。
内服薬と外用薬
ミノキシジル内服

ミノキシジル外用

ミノキシジルの効果
ミノキシジルは、血管を拡張させることで毛包周囲の血流を改善させ、酸素および栄養状態を高めます。そして、IGFやHGFなどの各種成長因子が放出されることで毛乳頭細胞が活性化され、発毛が促されます。また、AGA進行抑制薬(フィナステリド・デュタステリド)と違って、男女どちらの薄毛にも使用することができます。
ミノキシジルの副作用
ミノキシジル内服
ミノキシジルの内服は副作用があるため、医師による慎重な判断のもと処方をしております。そのため、他の治療で全く効果が乏しく、心機能に問題ない場合に限って、患者の同意が得られた場合に限り使用を検討いたします。
初期脱毛
ミノキシジル使用初期(2週間~4週間)頃に一時的に髪の抜け毛が増えることです。この原因はミノキシジルにより休止期の毛が初期の成長期の毛への移行が促進されるためです。これは、ミノキシジルへの反応が良好であることによるものなので、ご安心ください。
その他の副作用
以下の様な副作用が生じた場合は、医師まですみやかにお伝えください。
・多毛( 髪の毛以外の産毛増加 )
・血圧低下( 元々は、血圧を下げるお薬として開発されているため )
・胸痛、息切れ、うっ血性心疾患、呼吸困難、むくみなど
※ミノキシジル内服をご使用できない方
・ミノキシジルにアレルギーの方
・人工透析を受けている方
・高齢の方
・重篤な高血圧症、低血圧症、心臓病、腎臓病、肝臓病のある方
ミノキシジル外用
初期脱毛
ミノキシジル使用初期(2週間~4週間)頃に一時的に髪の抜け毛が増えることです。この原因はミノキシジルにより休止期の毛が初期の成長期の毛への移行が促進されるためです。これは、ミノキシジルへの反応が良好であることによるものなので、ご安心ください。
その他の副作用
頭皮の接触性皮膚炎(かぶれ)、かゆみ、ふけ、毛嚢炎、ヒリヒリ感などが認められます。これらの症状がひどい際は、中止も検討されますので医師に伝えてください。
ミノキシジルの治療費用・料金
ミノキシジル外用液(1本につき) | ¥5,600 |
ミノキシジル内服 100錠(約3ヶ月分) | ¥16,660 |